こころもよう

ほぼヒモのフリーター日記

2019-01-01から1年間の記事一覧

影?屍?それともなぁに

人に勝ったって、あなたは結局あなたを愛せない。 自分を許すことができない。 私に勝ったところでそれはおんなじ。 大きくなりすぎてしまったあなたの虚像がゆらゆらと蠢いているだけ。 笑っちゃう。 「なにやら」を必死で叫んでるみたいだけど、あなたの言…

人間脱落

「辞めることにしました。もっと休みたいな~遊びたいな~と思ったからです!ーー」 返信する隙を与えずに、30人程いたラインのグループを退会した。 爽快。 卒業する頃には、半分くらいの人数になってるよと聞いていた。 最初の脱落者は、私。 ーーーーーー…

怒り、嘆き、寂しがり。

私がいつも使っている茶碗が割れた。 …縁起が悪い? ちがうちがう、これは偶然じゃない。 私が茶碗を床に打ち付けるように投げたからなんだ。 ーーーーーーーーーーーーーー 人間が持つ感情には、たくさんの種類があると思う。 喜怒哀楽という言葉があるけど…

いらない。

みんな私の「ために」心配してくれ、私の「ために」求めてもいないアドバイスをしてくれる。そこで、「そんな手があったか!」というような面白いアドバイスがあるならいいけど、大抵は、もうそれ考えたんだよな、考えた上で、やるやらないを決めたのになっ…

ただ、わたしが「ある」。だけ

努力をすることとか、苦労してつかんだ成功とか、顔の造形とか。世ではいいとされてるものでも、また、他の、自分がいいと思ってるものでさえも、本当は何でもないのかもしれない。これはまあ、世間的にもある一定数見られる考え方。でも、ガツガツしたもの…

人間堕落

保育園のときはおじゃ魔女ドレミになりたくて、小学校のときはお医者さんか研究者になりたくて、中高のときは感動する映画を描くクリエイターになりたかった。大学4年、いま。あれこれやりたいことはあって、あれかっこいいなあこれもすてきだなあ、できる…

おなかのあたりがぐるぐるしない?

歌の先生に「うまくなったね!」って褒められてすごくうれしくて、「先生のおかげです!」ってことばが喉まで来ていたのに、せんせーのおかげだってなんだそんな陳腐な言葉、嘘っぽくなるじゃないかって思って言えなかった。本当なのに。嘘じゃないのに。先…

大したことない、あなたでしかない。

六本木ヒルズにふらり。 もともと予定外のことだったから、渾身のおしゃれみたいなのはしてなかった。だから高級な服屋さんに入ったときに場違い感があって、なんだか恥ずかしかった。 いや、渾身のおしゃれをしても、私は何万円もするような高いものを身に…

人間合格

夜の新宿発各駅停車。 向かい側の席、お堅そうな年寄りサラリーマン、ガラケー、ムズカシソウナ本、ハゲぎみ、かっちりした形のバッグ、きっちりスーツ、吐き出せない言葉の数々が刻まれてしまったしわ。 もろに私の顔をじーっと見てきて逸らさないから、私…

ちくたく ちくたく

帰り道、小学生くらいの女の子たちが別れ際に 「じゃ!あとはラインで!」と言っていた。 ああもうそんなふうになったのかと思った。 ーーーーーーーーーーーーーー ひとが本当に歳をとるのっていつなんだろう。 たとえば、 自分より若い子たちがなにやらを使いこなしてる…

淀み、濁り、滞り。

流れを整えて、流れにのる。そういうふうに生活していきたい。ーーーーーーーーーー最近、とても繊細に敏感に、目に見えない流れやエネルギーのようなものがわかるようになってきたなと感じる。研ぎ澄まされてきた。 決して私が特別だからというわけじゃなく、これを感…

春は、ふわりと重い。

空気が軽い。体が軽い。頬をすべる風がやさしい。土の香りがほわんと舞っている。 春だ。 桜は咲いていないし、新学期は始まってないし、夜はまだ寒いけど、もう春。春でいい。春なのだ。 このわくわくする感じ、高揚する感じは、新しいクラスと新しい先生と…

嫌いなひと

2限が終わり、梨華たちがいる方を見た。 今朝の出来事を思い出す。 「智美、宿題に出てたプリント見せてくれない?昨日いろいろ大変でさ~。ね、いいよね?」 なんとなく嫌だったが、さっと鞄からプリントを出して渡した。 朝から作り笑いをするのはなかなか…

毒をほおばる日々

お昼は中華。 美味しかったんだけど食べきれず、残りをKくんにたべてもらった。 食べられる量が減った。 一年前くらいから、だんだんと満腹だと感じる量の基準が下がってきた。 これは運動量が減ったからという単純な理由ではないと私は知っている。 たしか…

SNSのプロフィール画像からみる、自己肯定度しんだん書。 

いろんな人がいると思うけど、ここでは次の8つのタイプに分けて、勝手に自己肯定度を診断! ①自分の顔または上半身から上の写真 ②自分の(ほぼ)全身の写真 ③小さいころの写真 ④友達や誰かと映っている写真 ⑤キャラクターのイラストなど ⑥自分の功績や特別な何…

べたべたと張り付いた世界

ただの紙を「好きな物が買える紙」って誰かがきめたら、ただの紙が、たちまち大切なものに変わった。 人は、イメージの中に生きている。 学歴、ブランド、仕事、歴史、作者、身につけているもの。 溺れてしまいそうなくらい、それはそれはたくさん。 ーーーーーーー…

冬は、あたたかな白。

都には雪が降らない。 はいた息が白くならないことが信じられず、私は「はーはーっ」と繰り返し空気に問いかけた。 いつからが冬かわからなくて、 どうやら私は秋に取り残されてしまったみたいだ。 行きどころのなくなった感情をぶら下げ、東京の冬を歩いた…

頭の中にあるうちは、なんだって傑作なんだ

「頭の中にあるうちは、なんだって傑作なんだって。お前はその中から出られないんだ」 「10点でも20点でも自分の中から出しなよ。そうしないと、点数さえつかないんだよ」 昨日見た映画『何者』のセリフが忘れられない。 その日ぼんやりと考えてたテーマだっ…

いとおしい言葉。

「いとおしい」最近、付き合っている人がこの言葉で私に対する気持ちを形容するようになった。 ーーーーーーーーーーー彼の名はkくん。高校時代から付き合っていて、実質同棲中だ。彼はおしゃべりだけど、言葉で伝えるのが得意なタイプではない。といっても教養がないわ…

寂しさとおせち。

お正月のひとけのない病院。「A!」唐突に医者に言われて私はなんのことかわからずに一瞬とまどった。体温で潤んだ目を先生に向ける。恋してるわけじゃない。高校のときの生物の先生に似てる、なんてことをぼんやり考えた。あの人って医者もやってるんだっけ…