こころもよう

ほぼヒモのフリーター日記

おなかのあたりがぐるぐるしない?

歌の先生に「うまくなったね!」って褒められてすごくうれしくて、「先生のおかげです!」ってことばが喉まで来ていたのに、せんせーのおかげだってなんだそんな陳腐な言葉、嘘っぽくなるじゃないかって思って言えなかった。本当なのに。嘘じゃないのに。先生の本物の言葉が嬉しかったのに。ありきたりでも、言ってしまえばよかった。こうやって飲み込んだって、なんにも伝わらなかったじゃん。あーあ、どんくさいな。すっと言えたらいいのに。でもこの一発を失敗したら、取り返しがつかないんじゃないか、相手はこう思ってしまわないだろうか、なんてことをあーだこーだ考えてるうちに、結局かませず終わる。嘘やお世辞は秒で出てくるのにな。重さのない言葉をぽんぽんぽんぽん放出したって、重みのない結びつきに虚しくなるだけなのに。

時間に追い付けなくて取り残されている感じ、5月は嫌い。

上手に生きるなんて無理だ。