ただ、わたしが「ある」。だけ
努力をすることとか、苦労してつかんだ成功とか、顔の造形とか。
世ではいいとされてるものでも、また、他の、自分がいいと思ってるものでさえも、本当は何でもないのかもしれない。
これはまあ、世間的にもある一定数見られる考え方。
でも、ガツガツしたものだけじゃなくて
愛とか情とか自由とかもだとしたら。
私がいいと思ってるものでさえ、私たちは本当は、本当に奥の奥まで見てみたら、いいも悪いも何にもないんじゃないか。本物なんて、ないんじゃないか?
全部そこにあって、全部ないようなものなんじゃないか?
裏切ることも、嘘をつくことも。
本当の本当に正しいことも、人にこれは絶対にだめだよと言えるほど、私はわからない。
そりゃ人の世で生きていくには、ある程度ルールはあるけれど。
すべては、「ただ、そうであるだけ」な気がする。
本物があるわけじゃなく、自分が何を本物と見なすか決めているような。
本当の意味で、私を縛れるものは何もなく、私をこの世に引き留めるものもなにもないのか。
さみしいな
そんな心持ち、午前0時。